「ドラムもしくはクリックがないと正確なリズムを刻めない」ではダメ

2015/05/31

音楽にとってリズムというものはとても大事なものです。
それはドラムやベースのリズム隊に限った話ではありません！

ギターやピアノ、ボーカルなどのいわゆる上物でもしっかりとしたリズムがなければ全体のグルーヴは生まれないし、大きく印象を変えてしまう物です。
逆に言えばギターのような上物楽器でも音楽のノリを作る場面はたくさんあるのです。

そこで今回はリズム練習についてコラムを書いてみます。

「ドラムもしくはクリックがないと正確なリズムを刻めない」ではダメ

クリック(いわゆるメトロノーム)を使った練習が苦手という方はたくさんいますよね。
それは何故かというと「クリックの音にタイミングを合わせる」って考えてるからだと思います。
もちろんクリック練習はタイミングを合わせるわけですが、
ただ単にタイミングを合わせるだけでは結局自分のグルーヴではなくクリック音にリズムを託しているわけですから自分自身のリズムを鍛えることにはつながっていない、と僕は考えています。
そして何より「クリック音にタイミングを合わせるだけの練習」はつまらないです笑

ではクリック練習をしていてどのような状況が好ましいかと言うと、

ある程度クリック音を聞いて弾き始める→自分の中の正確なリズムで弾く→自分自身のリズムで遅れている所早いところをクリック音で確認する→クリックなしで同じフレーズを弾いてみる

クリック無しで同じプレイができたらこの練習は成功です！
何が言いたいかというと結局自分自身のリズム感が育たなければバンドで演奏していても一人で演奏していてもかっこいい演奏はできません。
「ドラムもしくはクリックがないと正確なリズムを刻めない」ではダメなわけです、
そして何より自分の中でしっかりとしたリズム感がある方がギターを演奏していて楽しいですよ！

是非今回紹介した練習法、お試しください！

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