ドラムの上達のための知識、ドラムレッスンについて、その他、「ためになる音楽話し」や「講師のつぶやき」など不定期で更新していきます。
★コラム1 初心者の基礎練習
自分がドラムを始めた時に教えてもらった練習があります。
右左右左と交互に打つ「1つ打ち」
右右左左と2つずつ打つ「2つ打ち」
その内の2つ打ちを正確に早く打てる様になる事。
これがしっかりできる様になると後々できる様になるテクニックの幅がグッと広がります!
そして、初心者の方が挫折してしまうポイントとして挙げられるのも、この「2つ打ち」です。
テンポが早くなるとしっかり2回打つ事が難しくなって行きます、そこを焦らず少しずつゆっくりなテンポから確実に練習して早くしていくのです。
2つ打ちが正確に早く打てるとカッコいいですよ!
頑張りましょう!
★コラム2 上級者がつまづきやすい事
ある程度ドラムが叩ける様になり、手も足も動かせる様になった時、陥り易い事があります、無意識のうちに無駄な力が入ってしまって思わぬ怪我をしてしまう事です。
ドラマーが1番なってしまいやすい怪我、それは「腱鞘炎」です、ハイハットやスネアを速く、または、大きな音で叩きたい時、腕に力を入れ過ぎて腱が炎症してしまうのです。
しかし、ほとんどのプロドラマーの方は腕の力をあまり使わずに速く、または大きな音が出せるテクニックを有効に使って演奏しているのです。
最初は少し難しいかもしれませんが、テクニックを理解できるまでしっかり丁寧に教えます!自分の体の仕組みを少し理解するだけで見違える程に腕やスティックの動きがよくなりますよ!
過酷な演奏スケジュールの中で怪我をしない様にする事もプロとして重要な仕事の1つです、このテクニックをマスターして怪我知らずのドラマーになりましょう!
★コラム3 はじめに練習した曲
自分がドラムを初めてのよく練習した曲は、奥田民生さんの「愛のために」です!
奥田民生さんの曲は8ビートを使う曲が多くて初心者の方にも演奏し易いです。
「愛のために」もシンプルな8ビートが使われていて、自分も早く叩ける様になりました。
同じく「さすらい」もオススメです!
少しテンポが早いですが出来ると気分爽快です!
ドラムと言うとまずは8ビート!と自分も思ってまずやりました、そして8ビートが出来る様になると16ビートや他のフレーズにも取りかかりやすくなります。
8ビート、出来る様になると本当楽しいですよ!叩ける様になりましょう!
初心者の方へ
ドラムの演奏をした事のない方には「ドラマーはどうしてああも器用に手足をバラバラに動して演奏が出来るんだろう?」といった事を思われる方が多いかも知れません。
しかし子供の頃、初めて自転車に乗れるようになった時を思い出してみて下さい。それまでどうすれば乗れるのかわからなかったのに、ある日突然転ばずに走れるようになったという経験はありませんか?
ドラムの演奏にも似たような事が言えると思います。
ドラムのリズムパターンは単純な手足の組み合わせで成り立つものがほとんどで、基本的な叩き方を覚えるのに必要なのはほんの少しの熱意だけです。
「初心者だけどドラムを叩けるようになりたい!」
「好きなあの曲をドラムで叩いてみたい!」
「学園祭のバンドでドラムをやる事になった!どうしよう?」
動機は何でも大丈夫です!
少しでも興味のある方はお気軽にレッスンにお越し下さい。
一緒に楽しみながらどんどん上手くなりましょう!
練習について
いつでも本物のドラムセットに触れる事の出来ない多くの方にとって日々の練習をどうするかは悩ましい問題です。
ドラムを叩けない自宅での練習方法としては練習パッドなどを使った方法などが考えられますが、そもそも自宅でスティックを持って練習出来る時間すら限られるという方も多いかも知れません。
しかし1日を思い返してみれば通勤や通学の電車の中、仕事や学校の休憩時間など体の空いている時間帯は少なからずあるのではないでしょうか?
そういった時間を有効活用して演奏が上手くなれたらいいなとは思いませんか?
レッスンでは普段の生活の中のちょっとした時間でも出来る練習のコツについてもお伝え致しますのでご安心下さい。
ドラムのサウンド
ドラムを演奏される方の多くは自らのグループやセッションなど、他楽器と一緒に音楽を演奏する事を考えられているかと思います。
世の中には様々な音楽の種類があり、またその多くでドラムは必要とされる楽器と言えると思いますが、演奏をする中で例えば
「激しいロックバンドでドラムを叩いているが音がどうも埋もれてしまう」
「しっとりしたバラードを演奏したいのにどうも硬い音が出てしまう」
「歌もののバックでドラムを叩いているけど曲の場面に応じたドラムサウンドが上手く表現できない」
そのような経験をした事はないでしょうか?
もちろん使用するドラムやシンバルを変える事で変化をつける事も可能でしょう。しかしいつも自分の思い通りの楽器を使えるとは限りません。
アコースティック楽器が主体のジャズでも大音量のエレキギターが鳴るハードなロックでも、ほとんどの場合ドラムセットはアコースティックのものが使用されます。
ドラムは叩けば音の鳴る単純な楽器とも言えますが、叩き方一つで様々な表情を引き出せる奥の深い楽器でもあります。
同じドラムをよく通る太い音で鳴らす事、繊細に鳴らす事、その方法がわかれば楽器を持ち替えなくとも欲しいサウンドを引き出す事が大抵は可能です。
ドラムの表情、音色を自在にコントロールしながらプレイが出来たら面白いとは思いませんか?
レッスンではそういった事もお伝え致します。
レッスンを通して、皆さんが音楽をより楽しめるようになるためのお手伝いが出来れば幸いです。
2021年10月08日更新 ドラムコラム
「ドラムを先生に習うメリット? ドラム講師が考えていること」という新しい記事を公開しました!チェックしてみて下さい♪
大人のドラム初心者にも、ジャムセッションがおすすめな理由
「ジャムセッション、なんて上手な人が行く場所でしょう?」と初心者ドラマーさんは思うかもしれません、、
ですが逆に、「大人でドラムを始めた人ほどセッションに行くのがオススメ」な理由を下記の記事で紹介してみましたので、是非ご覧ください!
大人の楽器初心者(ギター、ベース、ドラム等)は、ジャムセッションというものに行ったほうが絶対に良い理由!!
ドラムって、絶対的に一人だけで練習しているよりも、他のパートの人と一緒に演奏したほうが楽しい楽器ですよね、、
でも大人になってから楽器を始めた場合はなかなかそんな仲間が見つからないものです、、、
ジャムセッションに行って、ドラムを演奏する機会、そして音楽仲間を探しましょう!!
「行って初めて、ドラムの楽しさがわかった!!」と言っている人も多いですよ!!
ドラマーに必要とされる能力とは!?
さて、今回はタイトルの通り、ドラムパートに必要とされる能力について書いてみようと思います。
ドラムパートに必要な能力ってなんでしょうか?
リズム感? グルーヴ感? 手が速く動く事? センス?
きっとこれらの事はみなさん思いつくと思いますが、筆者はこれを一番に掲げたい!
それは「キャッチ能力!」
周りのパートの人達の音を良く聞いてキャッチし、共に歌うように演奏する能力です。
筆者の周りで引っ張りだこのドラマーはみんなこの能力がとても優れています。
時に支えるように、時にみんなを引っ張るように、その時その時で必要とされている演奏を
瞬時に判断し、みんなの演奏を後押しします。
じゃぁそれってどうやったら出来るようになるの? という話ですが、 まずは周りの人の音を良く聞くことから始めてみましょう!
ドラムはバンドの中では音がとても大きな楽器です。
周りの音をちゃんと聞こうとすると自分の音が大きくて結構難しい事に気がついたでしょうか?
周りの音が良く聞こえない時は少し小さい音で演奏してみましょう!
初心者バンドにありがちなのがドラムの音が大きくてボーカルが聞こえない、 ドラムの音が大きいからギターやベースも一緒に音がどんどん大きくなっていって、やはりヴォーカルだけが 埋もれてしまうというパターン。
これではボーカルの人は大変ですね。。。
ドラマーはバンドの中で一番大きな音が出る自分の楽器の音をすぐ近くで聞きながら
周りの音を注意深く聞いて判断するという難しいパートですが、
ここをクリアしてキャッチ能力をフルに発揮していけるとまた新しい世界が開けるかもしれません! 是非!トライしてみてください♪
ドラマー用、自宅練習用のパッドについて
自宅でドラムの練習が出来る人なんて日本にはほとんどいないですよね、、
もしいれば、お近づきになりたいです。広い家、防音のある家、ドラムの演奏、練習ができる家、、憧れます(笑)
ですので、ほとんどの方にとっては練習用パッドがドラマーの家練習でのお供として必須になっているはずです。
今回はその練習用パッドについて解説します!!何を強化したいのか、によって、選ぶポイントは異なってきますよね!
1メッシュなどの消音効果の高いパッド。
→跳ね返りが強く、打感は本物のドラムとは異なりますが、消音性はとても高くオススメです。正直、パッドの「タカタカ」という打音は以外と音抜けがよく、深夜どころか夜9時以降は正直を気を使いますからね、、
2ムーンジェルタイプなどの、手首の強化にテキしたパッド
→こちらのタイプだと跳ね返りが少ないため、跳ね返りに頼らない演奏がしやすいはずです。手首の強化にも役立つでしょう。
3実際のドラムの叩き感に近いパッド(プラタパッド)
→やはり、実際のドラムと感覚が近い、というのは大きなメリットですよね。多くのタイプのパッドがその点を重視していると思われます。
優れたドラマーになるために、ご自身の理想に近いパッドを探してみて下さい!それではまた♪
ドラムコラム 身体への負担を減らす、ストレッチをしよう。
ドラマーはギター、ベースとは異なり、座っての演奏が基本となりますよね。
まれにスタンディングで演奏するドラマーもいますが、、、今回は触れないでおきます(笑)
そのため、ドラマーは腰や背中への負担が大きく、長年続けているドラマーなどは腰痛持ちが多かったりします。
知り合いのプロドラマーも苦労している方は多いです。
まぁ、若い方はまだ関係が無い方も多いと思いますが、いずれにしろ、長くドラマーとして楽しんでいくにあたって、健康であることに越したことはないですよね?(^^)
ついドラムの練習中は集中する余り、同じ姿勢のまま長時間が過ぎていた、、ということもあるかと思います。
同じ姿勢のまま数時間腰などに負担がかかっているとやはり何か身体のトラブルの原因になりやすいです。
演奏前、演奏後、そしてできれば長時間演奏するのであれば、その間に休憩をとって、ストレッチを行い、身体をほぐすようにして下さい。
腰や背中はもちろん足、手首など全体的なストレッチをする習慣をつけて、
いつまでも長くドラムを楽しめるような習慣にしましょう!
メトロノームの活用、アプリを試そう!
現在は様々な方法でメトロノームの利用ができますね。
昔は専用のメトロノーム本体そのものを買うことも多かったのですが現在はスマホのアプリなどを使っている方が非常に多いと思います。
「種類が多すぎてどれを使えばいいかわからない」 という場合は YouTube で調べてみるのがおすすめです「 ドラマー オススメのメトロノーム」 などのキーワードで調べてみればすでに複数のアプリを試したプロのドラマーさんのアドバイスが、ドラマー目線でもらえると思います!
現在はアンドロイド、 iPhone、 そしてPC のアプリなど様々な選択肢があるので正直個人で調べるのには限界があります。 YouTuber さんの力を借りましょう!(笑)
★ドラム講師にアンケート!!
○どんな曲を初めは練習していましたか?もしくはオススメの曲はありますか?
僕の場合はHi-STANDARDから入りました。曲が早いので、早い段階でダブルを踏めるようになりましたが、必ずしもそれが必要かといえばそうでもなかったりします。
僕個人的には、自分が普段聴いていてテンションが上がる音楽をコピーすることが大事だと思っています!
○初心者がアンサンブルの時に気をつけることは何でしょうか?
はじめのうちはどうしても自分の音しか聴けなかったり、アイコンタクトが取れなかったりしがちです。
ドラムはベースとの関係性が大事ですので、ベースをよく聴きつつ、時にはリードしつつ、時には寄り添う意識が大切です!
○ずばり、レッスンを受けることの一番のメリットは何でしょうか?
レッスンがあれば、練習に対しての安心感が持て、迷うことなくひたすらに上達していくことができます!
たとえば、もうこれ以上伸びない、、と思っていても、なんでも相談していただけたら、客観的に的確なアドバイスや練習方法などレクチャーし、一緒に壁を超えていきたいと思っています!