ドラムの上達のための知識、ドラムレッスンについて、その他、「ためになる音楽話し」や「講師のつぶやき」など不定期で更新していきます。
コラム 独学でドラムの練習をしている人によくあるトラブル、問題点などはありますか?
楽器を演奏する上で、フレーズにしても奏法にして明確な「正解」「不正解」はありません。
みんな違う好みを持っていて、それぞれ表現したいもの、体感したいものも違うと思います。
あくまでこの点を尊重しながらレッスンを行いますが、良いフォーム、悪いフォーム。曲にあったフレーズ、曲にあわないフレーズ。これは明確にあります。
独学の方がぶつかる壁は大半が「スピードアップができない」「特定のフレーズが一行に叩けるようにならない」「なんか曲にしっくり合わない」
こういったところだと思いますが、
最大の問題点は「なぜか?」がわからないという点です。
それは客観的にみれば力んでしまっていたり、ダイナミクス(強弱)の付け方を誤っていたりとすぐわかるものなのですが、ドラムという楽器は性質上、演奏しながら自分を客観的にみるということが非常に難しい楽器ですので熟練者でもなかなか自分の問題点を自覚することは難しいです。
僕自身「型にはまった演奏」というものがとても嫌いなので長年人に習うことは嫌厭してました(笑)
基本的には自分が気持ちの良い演奏、フレーズをチョイスしていくのがベストだとは思いますが、その結果一緒に音を出している仲間や聴いてくださってる人が気持ち良くなかったら自己中心的な演奏になってしまいますよね。
客観的な情報、アドバイスに耳を傾けながら自分を見失わない。これが上手な習い方だと僕は思います!
コラム ずばり、ドラムレッスンを受けることの一番のメリットは何でしょうか?
ずばり「発見!」です。独学だと教則本などにのってる基礎練習をただなんとなく行っているだけでマンネリしていませんか?
そのドラムの基礎練習はなんのためにしていますか?どういう点に気をつけながら基礎練習をしていますか?フレーズがなかなか叩けるようにならないのはなぜですか?フレーズを叩くために必要な基礎練習が行えてますか?etc…
質問をいっぱい羅列しましたが(笑)。
実は「ただ」練習を行っていても効率よく上達はできません。
毎日の練習はなんのためにおこうなうのか、自分はどういう悪い癖があるのか考えながら発見していくことが早い上達につながります。
ドラムの上達が早いと自然と演奏するのが楽しくなります。だって演奏すれば演奏するほど上達するんですもの!!
逆に効率の悪い練習をしてしまってなかなか上達できないとどんどんつまんなくなっていきます。だって上手くならないんですもの!!
せっかく楽器を演奏するのだから上手くなりたいですよね?上手くなればなるほど色んな景色が見えるようになってさらに音楽というものを楽しむことが出来ます!
悩むよりはまず体験レッスンを受けてみませんか?ドラム、音楽はあなたの思っている以上に面白くて楽しいものですよ♪
全くの初心者はまず(機材、小物など)何を用意するべきですか?
楽器屋にいけば木の棒(俗にいうスティック)がいっぱいならんでいます。
これをまず1セット(2本)買いましょう。最初は比較的軽めなものがおすすめです!
ドラムセットはどこのスタジオ、ライブハウスに行っても基本的にあるものなので、この木の棒さえあればあなたは立派なドラマーです笑
2021年10月08日更新 ドラムコラム
「ドラムを先生に習うメリット? ドラム講師が考えていること」という新しい記事を公開しました!チェックしてみて下さい♪
大人のドラム初心者にも、ジャムセッションがおすすめな理由
「ジャムセッション、なんて上手な人が行く場所でしょう?」と初心者ドラマーさんは思うかもしれません、、
ですが逆に、「大人でドラムを始めた人ほどセッションに行くのがオススメ」な理由を下記の記事で紹介してみましたので、是非ご覧ください!
大人の楽器初心者(ギター、ベース、ドラム等)は、ジャムセッションというものに行ったほうが絶対に良い理由!!
ドラムって、絶対的に一人だけで練習しているよりも、他のパートの人と一緒に演奏したほうが楽しい楽器ですよね、、
でも大人になってから楽器を始めた場合はなかなかそんな仲間が見つからないものです、、、
ジャムセッションに行って、ドラムを演奏する機会、そして音楽仲間を探しましょう!!
「行って初めて、ドラムの楽しさがわかった!!」と言っている人も多いですよ!!
ドラマーに必要とされる能力とは!?
さて、今回はタイトルの通り、ドラムパートに必要とされる能力について書いてみようと思います。
ドラムパートに必要な能力ってなんでしょうか?
リズム感? グルーヴ感? 手が速く動く事? センス?
きっとこれらの事はみなさん思いつくと思いますが、筆者はこれを一番に掲げたい!
それは「キャッチ能力!」
周りのパートの人達の音を良く聞いてキャッチし、共に歌うように演奏する能力です。
筆者の周りで引っ張りだこのドラマーはみんなこの能力がとても優れています。
時に支えるように、時にみんなを引っ張るように、その時その時で必要とされている演奏を
瞬時に判断し、みんなの演奏を後押しします。
じゃぁそれってどうやったら出来るようになるの? という話ですが、 まずは周りの人の音を良く聞くことから始めてみましょう!
ドラムはバンドの中では音がとても大きな楽器です。
周りの音をちゃんと聞こうとすると自分の音が大きくて結構難しい事に気がついたでしょうか?
周りの音が良く聞こえない時は少し小さい音で演奏してみましょう!
初心者バンドにありがちなのがドラムの音が大きくてボーカルが聞こえない、 ドラムの音が大きいからギターやベースも一緒に音がどんどん大きくなっていって、やはりヴォーカルだけが 埋もれてしまうというパターン。
これではボーカルの人は大変ですね。。。
ドラマーはバンドの中で一番大きな音が出る自分の楽器の音をすぐ近くで聞きながら
周りの音を注意深く聞いて判断するという難しいパートですが、
ここをクリアしてキャッチ能力をフルに発揮していけるとまた新しい世界が開けるかもしれません! 是非!トライしてみてください♪
ドラマー用、自宅練習用のパッドについて
自宅でドラムの練習が出来る人なんて日本にはほとんどいないですよね、、
もしいれば、お近づきになりたいです。広い家、防音のある家、ドラムの演奏、練習ができる家、、憧れます(笑)
ですので、ほとんどの方にとっては練習用パッドがドラマーの家練習でのお供として必須になっているはずです。
今回はその練習用パッドについて解説します!!何を強化したいのか、によって、選ぶポイントは異なってきますよね!
1メッシュなどの消音効果の高いパッド。
→跳ね返りが強く、打感は本物のドラムとは異なりますが、消音性はとても高くオススメです。正直、パッドの「タカタカ」という打音は以外と音抜けがよく、深夜どころか夜9時以降は正直を気を使いますからね、、
2ムーンジェルタイプなどの、手首の強化にテキしたパッド
→こちらのタイプだと跳ね返りが少ないため、跳ね返りに頼らない演奏がしやすいはずです。手首の強化にも役立つでしょう。
3実際のドラムの叩き感に近いパッド(プラタパッド)
→やはり、実際のドラムと感覚が近い、というのは大きなメリットですよね。多くのタイプのパッドがその点を重視していると思われます。
優れたドラマーになるために、ご自身の理想に近いパッドを探してみて下さい!それではまた♪
ドラムコラム 身体への負担を減らす、ストレッチをしよう。
ドラマーはギター、ベースとは異なり、座っての演奏が基本となりますよね。
まれにスタンディングで演奏するドラマーもいますが、、、今回は触れないでおきます(笑)
そのため、ドラマーは腰や背中への負担が大きく、長年続けているドラマーなどは腰痛持ちが多かったりします。
知り合いのプロドラマーも苦労している方は多いです。
まぁ、若い方はまだ関係が無い方も多いと思いますが、いずれにしろ、長くドラマーとして楽しんでいくにあたって、健康であることに越したことはないですよね?(^^)
ついドラムの練習中は集中する余り、同じ姿勢のまま長時間が過ぎていた、、ということもあるかと思います。
同じ姿勢のまま数時間腰などに負担がかかっているとやはり何か身体のトラブルの原因になりやすいです。
演奏前、演奏後、そしてできれば長時間演奏するのであれば、その間に休憩をとって、ストレッチを行い、身体をほぐすようにして下さい。
腰や背中はもちろん足、手首など全体的なストレッチをする習慣をつけて、
いつまでも長くドラムを楽しめるような習慣にしましょう!
メトロノームの活用、アプリを試そう!
現在は様々な方法でメトロノームの利用ができますね。
昔は専用のメトロノーム本体そのものを買うことも多かったのですが現在はスマホのアプリなどを使っている方が非常に多いと思います。
「種類が多すぎてどれを使えばいいかわからない」 という場合は YouTube で調べてみるのがおすすめです「 ドラマー オススメのメトロノーム」 などのキーワードで調べてみればすでに複数のアプリを試したプロのドラマーさんのアドバイスが、ドラマー目線でもらえると思います!
現在はアンドロイド、 iPhone、 そしてPC のアプリなど様々な選択肢があるので正直個人で調べるのには限界があります。 YouTuber さんの力を借りましょう!(笑)
★ドラム講師にアンケート!!
○どんな曲を初めは練習していましたか?もしくはオススメの曲はありますか?
僕の場合はHi-STANDARDから入りました。曲が早いので、早い段階でダブルを踏めるようになりましたが、必ずしもそれが必要かといえばそうでもなかったりします。
僕個人的には、自分が普段聴いていてテンションが上がる音楽をコピーすることが大事だと思っています!
○初心者がアンサンブルの時に気をつけることは何でしょうか?
はじめのうちはどうしても自分の音しか聴けなかったり、アイコンタクトが取れなかったりしがちです。
ドラムはベースとの関係性が大事ですので、ベースをよく聴きつつ、時にはリードしつつ、時には寄り添う意識が大切です!
○ずばり、レッスンを受けることの一番のメリットは何でしょうか?
レッスンがあれば、練習に対しての安心感が持て、迷うことなくひたすらに上達していくことができます!
たとえば、もうこれ以上伸びない、、と思っていても、なんでも相談していただけたら、客観的に的確なアドバイスや練習方法などレクチャーし、一緒に壁を超えていきたいと思っています!